#BTC 12.9午間ビットコイン・イーサリアム相場分析および取引アドバイス
4時間足で見ると、相場は89,000~90,500のレンジで繰り返しもみ合い、ボラティリティも縮小していますが、価格の重心は徐々にレンジ下限へと接近し、上昇テストの勢いが弱まっています。91,500への複数回のトライが失敗していることから、上値の圧力が強いことが示唆されます。また、現在の値動きでは反発高値が徐々に切り下がっており、売り勢力が徐々に優勢となっていることがわかります。たとえ89,000付近で数回のサポート反発が出現したとしても、それはむしろ短期的な買い支えにとどまり、力強い上ブレイクには至らず、全体として弱含みのレンジ整理となっています。
1時間足では、市場の勢いが鈍化し、方向感が弱い特徴がさらに裏付けられます。価格はレンジ中央より下でじりじりと推移し、値動きの幅も徐々に狭まっており、市場の様子見ムードが強まる一方、反発力は乏しいです。場中に何度か素早い押し戻しが見られ、一見すると下値での買い支えがあるように見えますが、その後の追随がなく、反発の高さも徐々に抑えられているため、買い方の力が消耗していること、全体的に「弱い抵抗、じり安」の構造になっていることがわかります。
主要な指標もこの状況を反映しています。MACDはゼロライン付近で繰り返しクロスし、ゴールデンクロスで上昇する形にはならず、む