今週初めの市場動向をようやく把握しました。確かに、株式市場が一部回復したものの、全体としてはかなり赤字で終わったセッションの一つです。ダウは3か月以上の最安値を記録し、厳しいスタートでしたが、終値に近づくにつれて、オープン時ほどひどい状況ではなくなりました。



終値を見るとその状況がわかります。ダウは約1%下落して47,455ポイント、S&P 500は1%下落して6,765ポイント、ナスダックは0.8%下落して22,569ポイントです。つまり、回復の試みはあったものの、全体的には大きな損失が続いています。

最大の要因は?原油価格の暴走です。1バレルあたり$90 にほぼ達しそうな勢いです。中東の緊張が激化し、米国とイランの対立が拡大、エネルギー供給の混乱への懸念も高まっています。トランプ氏はこの状況について、「イランとの取引には『無条件降伏』が必要だ」と述べ、イランの将来の指導者の再編についても言及しています。イスラエルは空爆を強化し、米国も自国の作戦をさらに激化させる兆しを見せています。

興味深いのは、雇用統計も市場心理に影響を与えた点です。非農業部門雇用者数は2月に92,000人減少し、予想外の結果となりました。失業率は4.4%に上昇し、この種のデータは地政学的な不確実性と相まって、良い材料とは言えません。

セクター別に見ると、痛手を被ったのは選択的でした。銀行株は大きく下落し、KBW銀行指数は3%下落して3か月ぶりの安値をつけました。不動産、航空、鉄鋼も弱さを見せました。一方、原油とソフトウェア株は比較的堅調に推移しました。

アジア太平洋地域はまちまちで、香港は1.7%上昇、日本も0.6%上昇しましたが、オーストラリアは下落しました。ヨーロッパは引き続き赤字圏内です。今後の焦点は、株式市場が十分な勢いを取り戻して持続できるのか、それともまた下落局面に向かうのかという点です。債券利回りは4.146%で横ばいで、方向感は見られません。
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