大手企業のドル需要が貿易合意後のルピー上昇を抑制

大手企業のドル需要がインドルピーの上昇を抑制、貿易合意後の動きに影響

インド・ニューデリーの店内でインドルピー紙幣を手に持つ男性(2025年4月3日撮影)。REUTERS/アドナン・アビディ · ロイター

ジャスプリート・カルラ記者による報告

2026年2月10日(火)午後2時46分(日本時間) 2分で読む

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ジャスプリート・カルラ記者

ムンバイ、2026年2月10日(ロイター) - ニューデリーとワシントン間の貿易合意を背景にインドルピーが反発したものの、大手インド企業からの強いドル需要により上昇が抑えられ、ドルが広範に下落している中でも通貨の上昇は制限された。

火曜日の午前11時(インド標準時)時点で、インドルピーは1ドル90.6725で0.1%上昇した。先週は90.0450まで上昇したが、その後は徐々に下落している。

地域通貨の上昇がインドルピーにポジティブな兆しをもたらしたものの、最近のセッションで見られたように、企業のドル需要が意味のある上昇の妨げとなっている。

鉄鋼や石油などの大手インド企業が最近のセッションで積極的にドルを買っていることが、インドルピーに圧力をかけているとトレーダーは述べた。

一方、米国の貿易合意発表による最初の好材料は、詳細を分析し、その展開を見極める中で軟化している。

市場の合意評価は、「短期的な安定は見込めるが、長期的な利益には疑問が残る」と、FXアドバイザリー会社CRフォレックスのマネージングディレクター、アミット・パブラは述べた。

「今後数日でUSD/INRは徐々に91.00〜91.20に向かって上昇する可能性がある。」

インドの農業組合や野党は、米国との貿易枠組みに反対する全国的な抗議行動を呼びかけており、米国からの輸入増加により農業セクターが傷つく恐れがあると指摘している。政府は主要な食料品は保護されていると主張している。

グローバル市場では、ドル指数は0.1%下落し98.8となり、前日のセッションからの下落を拡大。これは、日本円や中国人民元の強さを背景にしている。

中国人民元は火曜日に約3年ぶりの高値を記録し、中国最大の祭典を前に企業の現地通貨需要が支えとなった。

(ジャスプリート・カルラ記者報告;ジャナネ・ヴェンカトラマンとハリクリシュナン・ナイア編集)

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