仮想通貨業界で8年間の経験を積み、最初は強制清算や不安、徹夜でチャートを監視する日々から、今では安定した利益を上げ、年率70%以上の収益を実現し、口座残高は8桁になった。この道のりで得た最大の教訓は一言：まず生き延びること、そしてその後に稼ぐこと。

これらの実戦経験を、まだ市場で方向性を探している友人たちと共有したい。これは何かのシグナル配信ではなく、純粋に実戦から導き出した取引ノートだ。

**利益を確定させる**

多くの人は稼ぐことは難しくないと考えているが、実際に難しいのは本当に資金を引き出せるかどうかだ。私のやり方は非常にシンプル：口座に1000USDT増えるたびに400USDTを法定通貨口座に引き出し、残りは再投資を続ける。口座残高は多く見えるかもしれないが、それはあくまで帳簿上の数字。銀行に引き出して初めて自分の資産になる。

一発で倍増する話を夢見てはいけない。現実には、多くの人は「もう少し稼ごう」と思ううちに元本を失ってしまう。

**指標に従い、感覚は脇に置く**

感覚だけで操作するのは散户（個人投資家）の典型だ。プロのツールを使ってチャートを見ると、重要な指標はたったの数つだけ：MACD、RSI、ボリンジャーバンド。私のエントリーのロジックは、少なくとも2つの指標が同じ方向を示したときにエントリーすること。短期は1時間足、中期は4時間足を見て判断する。

例えばイーサリアムの買いポジションを例にとると、2本連続の1時間足のK線がボリンジャーバンドの中軌線上に収まり、MACDがゴールデンクロスを示したときにエントリーを検討する。

**ストップロスは保険、諦めではない**

死ぬほどのストップロスを設定すると、すぐに損切りされてしまうこともある。時間があるときは動的にストップロスを上げて利益を守る。忙しくてチャートを監視できない場合は、固定のストップロスを設定しておく（例：-3%）。これにより、突発的な極端な相場変動でも大きな損失を避けられる。

ストップロスは臆病さの表れではなく、プロのトレーダーが守るべき最低ラインだ。

**定期的な出金は非常に重要**

毎週、利益の30%を確実に引き出す。勝ち負けに関わらず続けることが肝心だ。3ヶ月続ければ、口座の推移はより安定し、心も平静を保てる。この習慣は、「口座が何度もゼロになり、やり直す」という悪循環から抜け出す助けとなる。

**リスク管理の五つのルール**

レバレッジは最大10倍まで。初心者は3～5倍で十分だ。1日に操作する回数は3回以内に抑える。頻繁に売買を繰り返すのは、感情に振り回されることと同じだ。DOGEやその他の高変動・低価値のコインは避けるべきだ。これらは本質的に「韭菜（ひとつの資金を刈り取るためのツール）」であり、借金してまで仮想通貨を買うのは絶対に避ける。

取引はギャンブルではなく、職業として真剣に取り組むこと。チャートを見るべきときは真剣に見て、休むべきときはしっかり休む。夜更かしして値動きに追随するのは最も避けるべきだ。

安定して再現性のあるリスクコントロール可能な取引体系を持てば、「安心して稼ぐ」感覚を味わえる。それはどんな一攫千金の夢よりも価値がある。