36歳の私は、前回のブルマーケットで627万円の帳簿利益を実現しました。多くの人が秘訣を尋ねますが、実は特別な才能はなく、ただタイミングを掴んだだけです。

2017年初めに暗号資産界に入りましたが、当時は貯金の行き先を見つけたかっただけです。月収は8000〜12000元の間で、給与だけで貯金し、広州での住宅の頭金を貯めるのは遠い未来でした。暗号資産に触れて初めて気づいたのは、ただの給与だけではほぼ倍増は不可能ですが、トレンドを見極めれば違いが出るということです。

本当の転換点は2020年です。私は蓄積していた15万元をすべて市場に投入し、ETHをメインポジションに、BTCを補助的に配置し、少量の他のコインも加えました。その年は何度も調整がありましたが、そのたびに追加買いを選びました。519の暴落時には、多くの人がパニックで損切りする中、私は逆に安値で買い増しをしました。

操作の原則は非常にシンプルです——高レバレッジには絶対に手を出さず、借金をして取引しない、そして高値追いをしないこと。自分が理解できる動きだけを行う。

2021年に入り、BTCが歴史的高値を突破したとき、市場はすでに終盤に入ったと判断しました。53600付近で大幅に主要ポジションを清算し、ETHの3980付近でもかなりの枚数を売却しました。その後の動きは、その逃げ出しのタイミングが最もピークに近かったことを証明しています。

ブルマーケットの終幕とともに、口座には627万円が眠っています。その後、200万円を持ち帰り、実家で3LDKの物件を購入し、さらに300万円を銀行に預けて利息を得て、残りの127万円は市場に残し、引き続き配置を続けています。

ここまで来られたのは、いくつかの信念を守ったからです。

まず、元本は自分で積み上げたものであり、絶対に借金をしてレバレッジ取引をしないこと。これが最低ラインです。次に、高い確度のあるチャンスだけに手を出し、頻繁な操作を避けること。三つ目は非常に重要です——欲張りを抑え、良いところで利益を確定すること。これが何よりも大切です。最後に理解すべきは、大きな周期の利益を狙うことであり、日内の値動きに一喜一憂しないことです。

暗号資産界には一攫千金を狙う人も多いですが、実現できるのは、忍耐強く待つことを知り、重要な局面で大きくポジションを取る勇気があり、タイミングを見て適切に手仕舞いできる人たちです。