12月24日この波の金価格動向は、確かにかなり激しいものだった。国際金価格は直接4380ドルの抵抗線を突破し、その後連続して4400ドル、4500ドルの二つの整数関門を突破し、買い手の勢いは完全に売り手を圧倒している。見たところ、単なるテクニカルのブレイクだけではなく、長らく蓄積されていた強気の勢力が一気に爆発した結果だ——地政学的情勢は常に動いており、米連邦準備制度の利下げ期待も醸成されている。各国の中央銀行も金を積極的に買い漁っており、これらの要素が重なり合っているため、金価格の上昇には十分な理由がある。

以前も言ったが、狂牛病のような相場が出ているときは、常に空売りを考えるのは避けるべきだ。火曜日の相場はどれほど激しかったか？高値で始まり、そのまま終値まで突き進み、ほとんど調整らしい調整もなかった。これがトレンドの力だ。市場の感情が高まっているときに、高値で撤退しようと考えるのは、自分自身を罠にかけることになる。昨日、金価格が4400ドル、4500ドルの整数関門を超えたたびに、それは買い増しのチャンスだった。結果的に、多くの買い手は利益を得たはずだ。ただし、あまり盛り上がりすぎないように。クリスマスが近づいており、一部の買い手は利益確定を選ぶかもしれず、短期的には売り圧力が出る可能性もある。

今日の取引方針は調整が必要だ。無理に高値追いをせず、調整のチャンスを捉えて再度買いに入るべきだ。チャートの構造を見ると、4430ドルは昨日の安値であり、また深夜の上昇の起点でもある。この位置は買い手の優位性がまだ保たれているため、小幅な調整でも底値買いを検討できる。なお、4470ドルの1時間足の押し安値は、午後の短期取引で注目すべきポイントだ。

具体的な操作方法は二つのケースに分かれる。一つは、午後に金価格が4470ドル以上で安定した場合、直接買いポジションを入れる。ストップロスは4468ドル以下に設定し、最初のターゲットは4500-4525ドルの範囲とする。もし下抜けしたら、さらに買い増しを行い、最終的に4540-4550ドルまで上昇できるか見てみる。二つ目は、金価格が4500ドル以上で強く横ばいし、調整を待たずに積極的に追随する場合だ。まずは4525ドルの前高を見て、突破できれば20-30ドルの上昇余地がある。

大局的には、金の上昇トレンドは依然として主導権を握っており、調整は次の上昇の準備段階に過ぎない。リズムを掴めば、自然とチャンスは訪れる。