パートナーシップ | ナイジェリアのプラトー州、ブロックチェーンのユースケースを探索するためにAlgorandと提携

ナイジェリアのプラトー州政府は、非営利団体のAlgorand Foundationと提携し、地域内でのイノベーション推進とブロックチェーン技術の実用的な応用を模索しています。

Algorandとの協力により、プラトー州の住民のための効率性、透明性、経済的機会が向上すると期待されています。パイロットプログラムはさまざまなセクターを対象に、ブロックチェーン技術の潜在的な利点を多方面で示す予定です。

「ナイジェリアはアフリカで最も先進的なデジタル経済セクターを持ち、私たちの国家ブロックチェーン政策は国内でのブロックチェーン採用に向けた画期的な第一歩でした」と、プラトー州情報通信技術開発庁のディレクター・ジェネラル、Engr. Datong, Dominic Gwaman(PITCDA)は述べています。

「私たちは、Algorand Foundationと協力して、より効率的で透明性の高い公共サービスの実現や、新たな雇用機会の創出につながる実用的なユースケースに取り組むことを楽しみにしています。」

Algorandブロックチェーンは、知的財産権の国際商用化を可能にする全国的なデジタルウォレット計画を支援するプラットフォームであると、公式プレスリリースは述べています。

さらに、Algorand Foundationは、2024年2月22日から24日にジョス（プラトー州）で開催されるIncredible Music Festivalを支援し、その中でNFTワークショップを実施します。このワークショップは、クリエイターが自身の作品をNFTに変換し、Web3プラットフォームで販売する方法を教育することを目的としています。

ナイジェリアで12番目に大きい州であるプラトー州は、国内のほぼ中央に位置しています。人口は約420万人で、気候は穏やかで、時には気温が10度まで下がることもあります。

Algorand Foundationによると、2021年以降、ナイジェリア全土でソフトウェア開発者の教育に大きく投資しており、2023年だけでも500人以上のソフトウェア開発者が訓練を受けました。2023年に訓練を受けた開発者のうち10%以上がプラトー州出身とされています。

同財団は2023年12月に一連のイベントを開催し、50人のソフトウェア開発者がワークショップに参加、その翌晩にはプラトー州政府の上級メンバーも出席した政策ディナーが行われました。

「私たちは、プラトー州政府と協力して、ソフトウェア開発者の育成や、社会的・経済的利益をもたらす実用的なユースケースの開発に取り組むことに興奮しています」と、Algorand Foundationのナイジェリア担当ヘッド、Ben Onuohaは述べています。