Seiは、Xiaomiとのかなりワイルドなパートナーシップ発表を行いました。そう、あのXiaomiです。世界第3位の巨大電話メーカーです。今回の内容は、新しいXiaomiデバイスに暗号通貨ウォレットとディスカバリーアプリを直接組み込むというものです。ただし、すべての地域で展開されるわけではありません。中国本土と米国ではこの展開は見られませんが、基本的にそれ以外のほとんどの地域では対象です。

何がこのニュースを面白くしているのでしょうか？ ハードウェアレベルでの統合について話しているのです。単なるストアからダウンロードするアプリではありません。プリインストールされていることで、何百万もの潜在的なユーザーが暗号ツールをすぐに利用できるようになります。これは大規模な配信です。

このウォレットは単にトークンを保管するためのものだけではなく、「ディスカバリーアプリ」と位置付けられており、より幅広い目的を狙っていることを示唆しています。もしかすると、オンボーディングゲートウェイとして機能するのかもしれません。Web3に触れたことのないユーザーを取り込むための戦略かもしれません。

そして、これら二つの間にはさらに進展があるようです。追加の計画についても言及されましたが、詳細は今のところ曖昧に留められています。典型的なパートナーシップのティーザーですが、この最初の動きの規模を考えると、次に何が起こるのか注目しておく価値はあります。