面白い話を一つ——ずっとビットコインに手を出さなかったバンガードが、突然12月2日にBTC ETFを上場させることになった。

バンガードといえば、世界第2位の資産運用大手で、これまでETFに関しては常に反対の立場を取ってきたし、自社プラットフォームでBTC ETFの取引は絶対に認めないと明言していた。なのにどうなった？CEOがブラックロック出身の人物に変わった途端、態度が180度転換し、今では暗号資産関連のETFも上場できるようになった。

残念なのは、今が弱気相場（ベアマーケット）だということ。もしこれが強気相場（ブルマーケット）だったら、このニュースは大騒ぎになっていただろう。伝統的な金融大手の姿勢転換は、しばしば市場のトレンドを示すものだが、今回はタイミングが少し微妙だね。