XRPアップグレード間近：主要な修正が数日以内に実施予定 - U.Today

XRP Ledgerは、約9日後に重要な修正案の有効化を予定しています。「fixDirectoryLimit」修正案はコンセンサスで85.71%を達成し、過半数を獲得しました。xrpscanによると、修正案の有効化までの現在のカウントダウンは8日と23時間で、2025年12月18日午後3時00分40秒（UTC）に有効化される予定です。

この「fixDirectoryLimit」修正案は、ディレクトリページの制限を撤廃します。これは、オブジェクトのリザーブ要件がXRP Ledger上で不要なオブジェクトの作成を避ける十分なインセンティブを提供しているためです。

各バージョンのrippledは、既知の修正案リストとそれを実装するコードをコンパイルしてあります。rippledバリデータの運用者は、自身のサーバーがこれらの修正案に投票するよう設定します。

XRP Ledgerプロトコルのリファレンスサーバー実装であるrippledのバージョン2.6.2では、fixDirectoryLimit修正案と重大なバグ修正が追加されました。

修正案が正式に可決されるためには、2週間にわたり80%以上の支持率を維持する必要があります。

重要な警告発出

「fixDirectoryLimit」修正案の有効化カウントダウンが約9日後に迫る中、以前のrippledバージョン (2.5.0, 2.5.1, 2.6.0, 2.6.1) を使用しているノード運用者は、アップグレードを行わない場合、12月18日にアメンドメントブロックされる可能性があります。

アメンドメントブロックは、XRP Ledgerデータの正確性を守るためのセキュリティ機能です。修正案が有効化されると、その修正案のソースコードを含まない古いバージョンのrippledを実行しているサーバーは、ネットワークのルールを理解できなくなります。台帳データを推測して誤解釈するのではなく、これらのサーバーはアメンドメントブロックされ、台帳の有効性の判定、トランザクションの送信や処理、コンセンサスプロセスへの参加、今後の修正案への投票などができなくなる場合があります。

XRPに関するポジティブなニュースとして、Bitwise 10 Crypto Index Fundが本日NYSE Arcaに上場し、ETFとして取引を開始しました。これはSECによる一時的な停止を経てのことです。暗号資産記者のEleanor Terrett氏が最近のツイートでこれを明かしました。このファンドにはXRPおよびBTCやETHを含む他9つの暗号資産が組み込まれています。