最近、あるプロジェクトのbot対策を見てみたところ、手段がかなり多彩でした。

今回はかなり大掛かりで、インターフェース層でマルチシグ取引認証を追加し、プレセールコントラクトも新しいアドレスwtfdJKwQG9A4ayuouBEip6Hoi1DcsAAHVxeHmG5HG7Eに直接変更してアップグレード、更にユーザーのログインを強制してからでないと参加できないようになっています。この一連の対策で、市場に出回っている大半のスクリプトは確かに防げるでしょう。

とはいえ、こうした防御策も万能ではありません。最初から純粋なオンチェーン取引ルートを使わず、オフチェーン操作を混ぜてくる人がいれば、これらの対策はほとんど意味を成しません。もちろん、コストと効果の観点から見れば、低レベルなbotの大半をふるい落とせれば目的は達成できているとも言えます。結局のところ、100％の防御は不可能ですから。