最近よく同じ質問を受けるんだ：SOLは120を割ると思う？　聞いてくる人はだいたい114から102の間でロングを仕込んでいるみたい。正直言って、今回の展開は厳しい気がする。

最近の反発を見ても、最高値は147にも届かず、高値も切り上げていない。だから下に叩かれる確率が高い。価格が157を突破して（調整局面でも141以上を維持できれば別だけど）、そうでなければ120が鉄板の底値とは言い切れない。週足だけ見れば、先週MACDが確かに下げ止まりのシグナルを出したけど、この指標はだましも多い——なぜなら今は調整周期が10日〜15日レベルまで上がっているから。

さらに厄介なのは、10日線、15日線、20日線、そして月足線、この4本の大きな移動平均線のサポートがすべて115〜100のレンジを指していて、今は全部がデッドクロス状態となっている。過去のデータを見ると、120から100の間の重要なポイント、例えば114とか104も、基本的には一瞬だけ突き刺してすぐに戻すパターンが多い。前回日本が利上げしたときは、最安値が95.2まで落ちたけど、これもすぐに戻って、実体ローソク足は120の上にとどまって、下ヒゲが長く伸びただけだった。

だから今月、ロング勢が守るべきは120〜95のレンジ。油断しないで、大きな下ヒゲに備えるのが最優先。絶対に「ここは割れないだろう」と賭けるのはやめておこう。本当に突き抜けたら、ポジションが一気にゼロになってしまって、泣いても遅い。