グレースケールがSECにSUI現物ETFを申請、Layer1パブリックチェーンが伝統的金融チャネルに挑戦

【BlockBeats】最新の資料によると、12月6日、グレースケールは米国証券取引委員会（SEC）にSUI現物ETFのS-1登録声明書を正式に提出しました。これは、ビットコインやイーサリアムに続き、また新たなLayer1パブリックチェーンのトークンが伝統的な金融市場のコンプライアンスチャネルに挑戦し始めたことを意味します。

注目すべきは、グレースケールがこれまでビットコインおよびイーサリアム現物ETFの申請で豊富な経験を積んできたことです。今回SUIを対象としたのは、高性能パブリックチェーン分野での差別化されたポジショニングに着目した可能性があります。しかし、S-1の提出から最終承認までには通常、複数回の審査やフィードバック、修正を経る必要があり、全体のプロセスは数ヶ月に及ぶ可能性があります。

SUIの保有者にとって、ETFの推進はある程度資産の流動性期待を高めるものとなるでしょう。しかし、規制当局の姿勢が最大の変数となります——SECはアルトコインETFの承認基準に常に厳格であり、この道が本当に通じるかどうかは、今後の規制当局の反応次第です。