5億ドルのBNB保有が支配権争いを引き起こす：上場企業と株主が正面対決

【チェーンニュース】BNB資産配分を巡る企業の支配権争いが繰り広げられている。

51万枚以上のBNBを保有するナスダック上場企業CEA Industriesは、最近外部からの疑念に対して声明を発表した——今年7月にPIPE資金調達を完了して以来、同社は「All in BNB」戦略を一度も揺るがせたことはなく、他のトークン案を密かに検討したこともない。今月4日現在、帳簿上には515,554枚のBNBがあり、時価で4億6,460万ドルに相当する。

この声明は非常に強硬なもので、株主のYZi Labsが2日前に提案した取締役会再編案を直接意識したものだ。YZi側は取締役会の議席拡大を提案しただけでなく、他の株主である10X Capitalにも厳しい文面の是正要求書を送り、特定の「破壊的な行為」を指摘している。

CEA経営陣も一歩も譲らない姿勢を見せている。現取締役会はナスダックの独立取締役比率に関する厳格な規定をすでに満たしており、各メンバーの専門的な経歴で経営を十分担えると強調。「ガバナンス問題を口実にするな」といった含みがある。

とはいえ、姿勢は強硬でも、必要なコミュニケーションの場は設ける方針だ。同社は取締役会がすでにYZiに連絡を取り、意見の相違について話し合う準備ができていると述べた。一般株主については、公式に「今は慌てて立場を決める必要はない——当面は何もする必要はない」と呼びかけている。

この争いの核心は、突き詰めれば約5億ドル相当のBNBポジションをどう管理するか、という点だ。