歴史的なテクノロジー資本支出の波が市場全体を変革しています。

S&P500情報技術セクターの資本支出対減価償却比率は約1.94に急上昇しており、少なくとも過去20年で最高水準となっています。

この指標は、企業が新規資産に投資する割合を既存資産の減価償却速度と比較したものです。

この比率は2021年以降で76%も急騰しており、2008年以降の景気回復期で最も速い伸びです。

現在、2018年のピーク値約1.60を21%上回っています。

一方で、S&P中型株400指数の同指標は過去2年間で23%低下し、約1.38と過去15年で最低水準に近づいています。

大手テクノロジー企業によるAIへの投資が爆発的に増加しています。