今日の午後、ある大手取引所がFIS、REI、VOXELの3つの銘柄を上場廃止にすると発表しました。

結果はどうなったかというと、FISは5.2%上昇、VOXELは5.83%上昇、唯一REIだけが1.31%下落しました。この数字を見て、正直驚きました。

普通に考えれば、大手プラットフォームから除外されるというのは、ほぼ死刑宣告と同じ——流動性が枯渇し、価格が暴落するのが通常のシナリオです。しかし現実はシナリオ通りにいかず、市場はこういう常識外れの動きを好みます。

この件は実は問題点をよく表しています：今の相場は純粋なゲーム場です。ああいうタイミングで飛び込んで底値を拾う人たちは、本当に「価値の低い銘柄を発見した」と思っているのでしょうか？私はそうは思いません。むしろ、みんなで椅子取りゲームをしているようなもので、上場廃止を「悪材料出尽くし」のサインとみなして、パニック売りが終わったところを狙い、目を引くような上昇を演出し、後から参入してきた個人投資家に売りつけて逃げる——これはもはや投資ではなく、単なるギャンブルです。

この数銘柄の短期的な値動きだけに目を奪われないでほしい。もっと本質的に見ると、取引所が年末に小規模銘柄をまとめて整理する流れ自体が危険信号です——時価総額が小さく、流動性も乏しい草コインは、リスクが急激に高まっています。弱気相場で生き残ることこそが最も重要です。

個人投資家の方へいくつかアドバイス：

1つ目、こうした上場廃止銘柄の反発には手を出さないこと。刃の先を舐めるような真似は、私たちにはできません。

2つ目、すぐに自分の保有銘柄をチェックしてください。ごく限られた取引所でしか扱われていない、時価総額も低い銘柄は、早めに処分しましょう。これらはすべてハイリスク銘柄です。

3つ目、相場が読めないときはノーポジションで様子見。今は誰がどれだけ稼ぐかではなく、誰が春まで生き残れるかの勝負です。

年末になり、各取引所が「大掃除」をしています。次に除外されるのはどの銘柄だと思いますか？もし自信のないコインを保有しているなら、業界動向に注視し、発表が出てから慌てることのないようにしましょう。

仮想通貨業界に絶対に儲かる裏技はありませんが、流れを見極めた人は無駄な損失を避けることができます。ボラティリティの中で生き残るためには、現金と忍耐が何よりも大切です。