#比特币波动性 今まだ「底値買いだ！」と叫んでいる人を見かけるけど、本当に一度データを見てから動いた方がいい。さっき注文フローを復習したばかりだけど、正直ちょっと不安になった。

まず残酷な事実から言うと：レバレッジ解消は全然終わっていない。

日足チャートで何が見える？価格はすでに以前の厚い出来高帯から落ちて、今は出来高が薄い真空地帯に浮かんでいる。こういう場所が一番危ない。サポートがなければ自由落下だ。さらに悪いのは、個人投資家がまだ強気で粘っていること。ロング・ショート比率も資金調達率も高止まりしていて、誰かが延々と下落を拾っている。問題はここ——今なお約60億ドル分の未決済ポジションが残っている。これらのレバレッジが綺麗に清算されない限り、市場が急反転することは期待できない。

短期トレードをしている人はもっと実感しているはず。1時間足を注視していると、同じパターンが繰り返されている：価格が少し落ち着くとすぐに成行買い注文が殺到する。でも結果は？すぐに前回安値を割り込まれ、そのロング勢は一気に燃料となる。毎回リバウンドが弱いのは、常に誰かがフライングして逆に加速させているからだ。

じゃあ本当のサポートはどこ？

板のヒートマップを見てみると、下の大口指値注文は数カ所に集中している：79000、75000、さらに68000付近。大口資金は明らかに焦っていない。その辺の水準で初めて動く気配がある。さらにCVD指標もダイバージェンスは見られず、価格が安値を更新する時にCVDも一緒に安値を更新している。ショートの勢いは強いままで、ロングの反撃サインは全く見えない。

もし本当に仕込むなら、考えるべきは2つのケースだけだと思う：
一つは、価格が前日のバリューゾーン高値を明確に回復し、なおかつその水準をキープできた時。
もう一つは、前回安値を割った後に「下げ渋り」の兆候が出る時——成行売りで叩かれても指値買いがしっかり吸収し、同時にCVDがダイバージェンスを起こす。これが本当の底のサイン。

それ以外の時？様子見が一番の戦略。マーケットは逃げないけど、元本は逃げる。