ナスダックAI企業が中東銀行と提携：AEDステーブルコインでマシンペイメントとRWAトークン化を実現

【仮想通貨界】ナスダックのRobo.aiが最近、中東の完全デジタル銀行Zandと大きな動きを見せました——AIハードウェアを直接、規制された金融システムに接続したのです。コアとなる仕組みは、アラブ首長国連邦ディルハムのステーブルコイン(AED)を使ってマシン間決済を行い、ついでにIoT資産、スマートカー、さらには空飛ぶタクシーなどの実物資産もオンチェーンでトークン化するというもの。

Zand側のトップは、この取り組みによってAEDステーブルコインが本当にAIデバイスの流通シーンに入り、単なる口座上の数字でなくなると語っています。Robo.ai側はより直接的で、このインフラを活用して中東、アフリカ、南アジアのスマートハードウェア市場を一気に開拓することを狙っています。なにしろライセンスを持つ銀行の後ろ盾があるので、コンプライアンス面での手間が大幅に省けます。

要するに、トークン化をコンセプトから実際に動くビジネスのクローズドループに押し上げ、スマートデバイスがステーブルコインで直接決済し、IoT資産をオンチェーンで管理するという組み合わせが本当に実現すれば、RWA分野が再び盛り上がる可能性が高いということです。